前に、水出し茶の渋みは淹れるときの「水温」と「浸す時間」に比例するとお話ししました。水出し茶の味をより濃くしたいときは、40度程度の水温が少し高めの水に茶葉を浸し、水温が室温まで下がったら、冷蔵庫に6~8時間入れておきます。水出し茶を作るとき、風味に影響を及ぼすポイントは水温です。もちろん、それぞれお好みに合わせて、水の量や茶葉の量を調整してもよいでしょう。
冷たくておいしいお茶をすぐに飲みたいときは、ティーバッグ一個に約300 c.c.の熱湯を注いで4~5分(紅茶類は2~3分)待ってから、適量の氷を入れます。氷を入れて作ったアイスティーは風味も最高です。
三余堂のティーバッグ1個には3gの茶葉が入っていますので、水出し茶を作るときは500c.c.の水で淹れるのがお薦めです。
