台湾高山茶とは、標高1,000メートル以上の茶園で作られる茶葉のことをいいます。朝晩の気温差が大きく、年平均気温の低い、一年を通して雲や霧がたなびいているような環境の下で、茶葉がゆっくりと生長することにより、甘み成分が蓄積されやすくなります。このような気候条件は、標高が高くなるにつれてより理想的なものとなり、標高が高ければ高いほど茶葉の口当たりもよくなります。
山脈によって水質や土壌、植被、作物等が異なるため、それぞれ独特の風味が生まれます。これが台湾高山茶の「山頭気」と呼ばれるものです。